高度生殖医療において、
良好胚を何度移植しても着床に至らない状態を
着床不全(着床障害)と言います。
原因は、大まかに分けると2つあります。
🔸1つは、胚側の異常
染色体の異常等で、
着床してもほぼ流産します。
これは治せるものではないので、
言葉はアレですが…どうしようもありません。
🔸2つめは、子宮側の異常
ポリープ、筋腫、嚢腫、癒着、形態異常、
ホルモン異常などがあります。
体質改善や服薬、手術などで
ある程度の改善が見込めますが、
一番やっかいなのは、"自己免疫疾患"
着床しづらく、さらに流産率も高いです。
それは、
"自分の正常な細胞すら攻撃する"
という病気なので
外から入ってきたものは容赦なく排除
しようとするからです。
そんなの妊娠できるわけないと思うでしょう。
ドクターだって渋い顔するんです。
でも、安心して下さい。
体の準備次第で
不可能が可能になります✨
わたしが診ている不妊症の患者様は
自己抗体高値(3桁越え)ですが
不可能に思える状況を跳ね除け
初めての移植で見事に妊娠されました🤰✨
施術期間はたったの3ヶ月。
奇跡です✨
今は安定期まで安静にと指導し、
経過を見守っているところです。
わたしを信じて通ってくださったことに
感謝しています!
妊娠するためには
母体の準備が整っていることが大切です🙆♀️!
🟡胎児の寝床になるお腹は温かで柔らかく
🟡糖質はやや抑え、タンパク質をしっかり摂取
🟡夜はよく眠れ、自律神経の乱れは最小限
🟡脊椎のバランスも取れていること
診れるようになってくると自信もつくけど
謙虚に謙虚に。
まだまだ満足していいレベルじゃない。
もっともっと学ばなきゃいけないし、
失敗や挫折の経験も必要になる。
期待を裏切らない治療家になるため
研鑽致します😌